入試問題

【思考力】首都圏模試センターの教務陣の挑戦②体験と意識&視点と知のネットワーク

☆首都圏模試センターの社会及び理科の知識問題とB1思考の関係についての対話も実に興味深かった。
 
☆同センターは、知識問題も想起するという思考力を要するという仮説を立てているようだ。知識と思考という分断はしない。それゆえ、A軸思考、B軸思考、C軸思考という分類になっている。
 
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【思考力】首都圏模試センターの教務陣の挑戦①体験と意識&視点

☆首都圏模試センターの教務陣のミーティングに参加。ちょうど4月15日実施の6年の統一合判のテストの結果データについてリフレクションしているところだった。平均点、標準偏差、正答率などが妥当だったか検証することと思考コードと思考スキルと正答率を対照することによって、受験生の強み弱みを分析し、今後の解答解説に、どんなメッセージを発信していくかについて議論をしていた。
 
 
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(仮説・検証をデータに基づいて行っていく時、4科目それぞれのリーダーが、越境知を駆使して議論をしていくチームワークが、首都圏模試センターの教務陣の特徴。)
 
 
 

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2019年中学入試の新フレーム(35) 富士見丘 学内に知の渦を生み出す模擬国連部 

☆2018年は、グローバル教育3.0の時代。富士見丘の教育では、この大きな渦が生まれている。SGH認定校として、破格のグローバル教育が学内に浸透しているが、それを飛躍の道へと牽引しているのが、模擬国連部のメンバー。
 
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適性検査と思考力入試~明日の保護者会に向けて

☆公立中高一貫校の適性検査は、目標や問いの傾向について、あらかじめ明示されている。
 
☆たとえば、都立立川国際中等教育学校は、次のような問題を出した場合、目標や問いのねらいは、次のように記述されている。
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2020年新テストと海城の社会の入試問題

☆文科省は、2020年大学入試改革の1つ「大学入学希望者学力評価テスト(仮称)」――名称は「大学入学共通テスト」になるのかどうかわからないが――の記述式問題の「モデル問題例」がそろそろ発表される。50万人の記述答案を採点して「信頼性・正当性・妥当性」は保障されるのかポイントとなる。

Photo(2017年海城の社会中学入試問題から)

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<偏差値50>を超えるために(1)ルビンの壺に気づく

☆<偏差値>。このスコアは、ある集団の中で自分がどの位置にいるのかを知る情報。しかし、それで頭がよいのかわるいのか決まるわけではありません。

☆求められる学力→模擬試験→受験者→偏差値となっているわけですから、求められる学力について、自分が受験者と比べてどうなのかということがわかるだけなのです。

(図1)

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11月23日公立中高一貫模試に向けて(1)

☆今年から、都立中高一貫校の適性検査の問題は、10校の先生方が共同して作成する組織をつくって編集されています。

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(東京都ホームページから)

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2020年大学入試問題は、今の大学入試問題とどこが違うのか?

☆2020年大学入試改革における新テストは、ロジカルシンキングまでは出題してくることはおよそ決定済み。問題は、その後の国公立大学や難関私大の独自入試問題。

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(聖学院の伊藤先生の国語の授業は、ロジカルシンキングまできっちり生徒と理解し合い、それをベースにクリティカル&クリエイティブシンキグに到るアクティブラーニングを展開している)

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2015首都圏中学入試【88】 大手塾の合格実績2月10日14時30分現在

☆昨日、公立中高一貫校の合格発表があった。表1の学校は、あまり影響を受けないと思うが、それでも7日(土)から38人が繰り上がっている。

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2015首都圏中学入試【39】 思考力テスト グローバルシチズンの動きが入試に躍り出た!

☆昨年末から大学入試改革一体型のグローバル学習指導要領改訂作業が本格稼働し始めたが、その前哨戦というかモデルケース作りがSGHの教育開発である。しかし、このような日本独自のものを開発するだけでは足りないので、日本語IBなども同時に進んでいる。

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