創造的対話

「事実は小説よりも奇なり」というフィクション

★私たちは事実を神経と脳と身体全体で表現に変換して表現します。日々の食事という事実も実は表現に変換しなくてはわからないのです。だから、確かに「事実は小説よりも奇なり」なのですが、それも表現です。

★表現はフィクションの可能性がありますね。したがって、事実であると思っても、それはフィクションかもしれません。でもそれは虚構ではありません。

★他者と事実として納得し合えるかどうかと科学的な議論ができるかどうか。もしできたら、そのフィクションは事実と名付けられるのです。

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【CoMe世代】人類の子供たちと言葉にする時間を共有できるか?

★井庭先生のチームが作成した「対話のことば~オープンダイアローグに学ぶ問題解消のための対話の心得」(2018年7月20日/丸善出版)はどこのページを開いても気づきがあふれてくる。
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【CoMe世代】人類の子供たちが体得していく知のスキル。システムとしての対話。

★知識を憶えることより知識を活用することとはよく言われる。これをもってしてA軸思考という。人は生まれた時、先人たちが作り上げた知識がすでに存在する。その知識を無視して、思考など存在しないのは確かだが、それをどれだけ記憶したか競争することで人生が決まるというのはおかしな社会である。
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(対話を学ぶワークショップの時に使う、基本書や道具。RC(リフレクションカード)は、聖学院の内田先生に紹介していただいた。来週のワークショップで活用して、広めたい。写真の書籍やカードは、対話に対する考え方や感じ方において親和性がある。)

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【学校選択×学力モニタリング】(06)新タイプ入試と受験生タイプのマッチング

★思考コードで、受験生と対話していると、受験生のタイプが思考コードの領域で7つにカテゴライズできそうだ。
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(ブルーの部分はすでに当たり前の領域。赤い囲みの領域が、それぞれのタイプの思考の拠点。)

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【学校選択×学力モニタリング】(05)帰国生枠大学入試小論文をきっかけに

★帰国生が大学を選ぶ場合、帰国生枠は限られているから、大学を選ぶというより学部学科で何を学びたいかを明快にするところがアルファーでありオメガである。
GLICCを主宰している鈴木裕之代表は、毎年6月くらいから9月までは、私立大学の帰国生枠入試の対策を、夏季中に帰国してきた生徒と行っている。10月以降は、長丁場になるが国立大学の対策となる。
★首都圏模試センターリサーチフェローでもあって、中学から大学まで、帰国生枠入試の第一人者。なんといってもIBティーチャーも行っているぐらいだから、首都圏模試センターでも、帰国生入試の内容まで踏み込んだ情報を頼りにされている。
★上智大学の吉田研作教授のインタビューもやってのけている。ネイティブスピーカーの講師とのネットワークもあり、かえつ有明のアレックス先生などとは哲学関係のディスカッションをよくやっている。
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【学校選択×学力モニタリング】(04)異能型受験生との出会いは可能か?

★異能型受験生とすれ違ってはいるが、きちんと対話をする出会いはまだない。A軸思考にもB軸思考にも頼らないで、C軸思考だけで、生き抜ける才能児との出会いは、中学入試という次元で果たしてあるのだろうか?
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【学校選択×学力モニタリング】(02)中学受験生・保護者と

★ときどき中学受験生とその家族の方々が訪れる。1時間くらい、「学校選択」と「学力モニタリング」をセットで対話する。入試問題はその学校のカリキュラムポリシーがわかるから、受験生が問題にいかにアプローチするかは、そのアプローチの方法と学校のカリキュラムポリシーがマッチしているかどうか考えるきっかけになる。
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【学校選択×学力モニタリング】(01)幻想払拭

★ここのところ帰国生の大学入試小論文ワークショップや中学受験生の親子面談をしているが、受験勉強ととらえるより、人生の課題をどうクリアするかという角度から、あるいは自分の目標をどうクリアするかという角度から対話するようにしている。
★幸い中学受験生の場合は、首都圏模試の「思考コード」があるので、それを手掛かりに、受験生と保護者には、セルフモニタリングをしてもらいながら、対話していく。
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【Team G2C】 相互編集始まる。いまここで、世界は変わる/世界を変える

★昨日、チームG2Cのメンバーが、それぞれのハブに集まって、ZOOMで対話しながら編集ブレスト会議を行った。編集長は北一成氏だが、まずは各自書きたいことを書いてみるということからスタート。
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(ミーティング終了後のメンバー写真。背景に映っているのは、児浦先生、太田先生、酒井先生。ちょうど田中先生がメッセンジャーに入ってきたところ。でも、ミーティングは終わり。あとはバーチャルにやりましょうと^^)。写真を撮っている私もバーチャル上に現れている(汗))

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【C軸思考】日本Microsoft 6つの能力=Future-ready skills発表 思考スキルとの違い(2)

★「議論しあう力」「協働しあう力」「疑問を残さない思考性」「創造性」「好奇心」「計算論的思考」の6つからなる「Future-ready skills(フューチャー レディ スキルズ)」のうち「計算論的思考能力」について、少し考えてみよう。
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