キャリアガイダンスVol.415「生徒が輝く学校づくり」
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★ある意味、前回のつづき。
☆授業の質の向上システムは、大きく分けて2通りある。教師は教職課程や教員実習で、授業の熟練者になるべく入門する。そして、学校に配属になってからは、教員研修や先輩によるコーチングによって、初級者、中級者、熟達者と成長していく。
☆しかし、ここまでは、ヒューバート・L・ドレイファスによれば、自分の理論によって授業という実践を組み立てていくのではなく、他者によって与えられたルールを自在に使える度合いの成長にすぎない。日本の初等中等教育では、学習指導要領という他者が与えたルール集、つまり、形式知の熟練で終わる。その熟練者が再び入門者に形式知を伝えていくというクローン製造循環ができてしまう。
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☆授業の質が学校の質であるというのは、授業が生徒の成長段階に合わせて行われるからである。
☆この「合わせる」というのは、自然に成長していくのに合わせるという意味ではない。授業を行っていると、生徒は成長するから、その成長を促せるように授業のアプローチ、シークエンス&プロセス、モチベーションの作り方を変化させていくということを意味する。
☆ハーバーマスがコールバーグ/ピアジェの道徳の発達理論と語用論的発想の認知構造の変化をコミュニケーション行為の理論で統合しているマトリクスがある。それに加筆してつくってみたので、まずは公開する。
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☆これまで、学校選択にとって、質的リサーチが必要であり、授業の質が有用であることを語ってきたが、ブログの性格上、散逸していて、いっぺんに見ることができない。これから先、しばらく、学校の説明会やインタビューなどから、各学校の授業の質について考えてみたいので、その前提になる今までの関連ブログ記事をまとめてみた。
「授業の質は学校の質」→「110816ql01.pdf」をダウンロード
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